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こんにちは、ほのかです。
「タントラヒーリングって、いったい何をするんですか?」
そう聞かれるたび、私は少しだけ言葉に迷います。
ご要望ある方以外はお受けしていません。(180分プランでのみお受けしています。)
タントラが言語化しにくい?のは、隠したいからではありません。
今日はちょっぴり長いので、タントラに興味がない方は読まなくで大丈夫です☺️

呼吸が変わること。身体の奥から熱が広がること。
ふっと考えることを忘れ、自分の身体と心がひとつに戻ってくること。
その感覚は、一つの言葉だけではどうしても包みきれないからです。
けれど、「受けてみないと分からない」という曖昧さだけで、大切なお身体を預かるつもりもありません。
今回は、タントラという言葉の由来や古典にある考え方、現代のタントラとの違い、そして私が学んできたアーユルヴェーダの視点を交えながら、まどろびのタントラヒーリングについて、できる限り丁寧にお話ししますね。



「タントラ」と聞くと、長い時間をかける性愛や、特別な性技法を思い浮かべる方も多いかもしれません。
ですが、歴史上のタントラは、それだけを指す言葉ではありません。
大英博物館は、タントラをおよそ6世紀以降のインドで展開し、
ヒンドゥー教や仏教に大きな影響を与えた思想と実践の系譜として紹介しています。
好奇心を刺激する 大英博物館タントラ展
引用元:週刊ジャーニー No.1166(2020年12月3日)掲載
そこには身体、儀礼、瞑想、神々、女性的な力など、多様な要素が含まれていました。
一部の伝統には性に関する儀礼もありますが、タントラ全体を「性の技法」とだけ説明するのは正確ではありません。
この辺で、もうついていけない人は離脱しそう。。(そんな方は離脱してOKです!)
話は戻って、、、、
宗教学者ヒュー・アーバンやデイヴィッド・ゴードン・ホワイトも、現代に広まった“タントリック・セックス”のイメージと、南アジアの歴史的なタントラは分けて考える必要があると論じています。
現在、日本でよく聞く「タントラヒーリング」「タントラマッサージ」と呼ばれているものの多くは、古典をそのまま再現した宗教儀礼からは少し離れたもので、呼吸、意識、触れること、親密さなどを組み合わせた現代のネオタントラだと思っています。
まどろびのタントラヒーリングも、特定の秘儀を名乗るものではありません。
古くから大切にされてきた「身体を否定しないこと」「感覚を置き去りにしないこと」という知恵を、私自身の施術経験と、アーユルヴェーダ、オイルトリートメント、リンガムマッサージの学びに重ねた、まどろび独自の時間です。
性を急いで消費するのではなく、
身体の声を聴きながら、深く味わう。
私は、その姿勢こそが、まどろびのタントラの入口だと考えています。

タントラは、禁欲のために性を遠ざけるものでも、反対に、ただ強い刺激を求め続けるものでもありません。
気持ちよくていい。
身体が熱を持ってもいい。
声がこぼれても、静かなままでもいい。
深い性の喜びも、まどろびでは大切な感覚のひとつです。
ただし、射精を唯一の成功や終着点にはしません。
射精することが、その日の自然な解放になることもあります。射精せず、波のような感覚が全身に残ることもあります。勃起が続く日もあれば、安心して眠りに近づいていく日もあるでしょう。

どれが正解、ということではないんです。
「終わらせなければ」という焦りから離れ、今どこが温かいのか、どこで息を止めているのか、何に心がほどけていくのかを感じてみる。
その先で訪れるのは、性的な快感だけでは言い表せない、深く静かな充足かもしれません。
カシミール・シヴァ派の瞑想文献として知られる『ヴィジュニャーナ・バイラヴァ・タントラ』には、112の観想法が記されています。
その冒頭近くでは、息が入ること、息が出ること、そしてその移り変わりの「間」に意識を向ける方法が語られます。
まどろびで古典の瞑想法をそのまま行うわけではありません。
でも、呼吸と呼吸のあいだ、触れる手が止まる一瞬、次の感覚が生まれる前の静けさを大切にする考え方には、深く通じるものを感じています。
ずっと動かし続ければ、身体は刺激を追いかけます。
ほんの少し待つと、身体は自分の内側を感じ始めます。
(スピリチュアルではありませんのでお間違えないように!!)
何もしていないように見える時間にこそ、奥から小さな震えや熱が立ち上がってくる。
ちょっと不思議ですよね。
それを私は、急いで名前をつけずに見守ります。

私は、アーユルヴェーダを学び、施術者として店舗で働いていた時期があります。
アーユルヴェーダは、古代インドに源を持つ伝統的な医学体系。古典『チャラカ・サンヒター』には、身体だけでなく、心や感覚を含めて人の健やかさを捉える視点が見られます。
引用元:チャラカ・サンヒター
(懐かしいな・・・)
その学びの中で、私の手にいちばん残ったのは、誰にでも同じ順番、同じ圧、同じ速さを当てはめないことでした。
温かさを求めている身体。
触れる前に、少し長い会話が必要な心。
言葉より、静かな時間を欲しがっている夜。
その日の体調、呼吸、肌の温度、緊張の強さを見ながら、オイルの量や手の重さ、間の取り方を変えていきます。
なお、まどろびは医療機関ではなく、アーユルヴェーダの診断や治療、薬草製品の処方を行う場所でもありません。ここで生かしているのは、長く触れる仕事をしてきた私が受け取った「目の前の一人を、決めつけずに観る」という姿勢です。
まどろびが施術全体で大切にしている考え方は、まどろびのコンセプトでも詳しくお話ししています。

施術は、最初の対話から始まります。
その日の体調、触れてほしくない場所、過去の施術経験、期待していること、不安なこと。
うまく説明できなくても大丈夫です。「少し緊張しています」だけでも、十分ですよ。
あらかじめ決めた型へ身体を合わせるのではなく、触れたときの呼吸や反応を見ながら、その方のための流れを組み立てていきます。

私が施術中に感じているのは、
会陰の奥に集まっていた感覚が、腰へ、背中へ、背骨に沿うように上へと広がっていくイメージです。
まどろびのリンガムマッサージの施術写真は下からみれます☺️(私でています)

これは、目に見える管を何かが通るという医学的な説明ではありません。
施術を受ける方が感じることのある、熱、呼吸、震え、解放感を表すための、まどろびなりの言葉です。
局所に集まっていた意識が少しずつ全身へほどけ、頭の中のおしゃべりが静かになる。身体と心を分けていた境目が、ほんのひととき薄くなる。
射精よりも深い場所へ。
けれど、射精を否定するのではなく。
その日の身体が選ぶ歓びを、最後まで急かさない。
それが、まどろびのタントラヒーリングです。
手のひらで包む。
指先で輪郭を確かめる。
圧を深め、また静かにほどく。
触れているから、確かに「有る」。
けれど、目的や評価から離れた瞬間には、何かを達成しようとする自分が「無くなる」。
触れているのに、追いかけない。
気持ちいいのに、終わりを急がない。
身体はここにあるのに、時間の感覚だけが遠くなる。
私の手から繰り出されるものを、技の名前だけで説明することはできません。
長く人の身体に触れてきた経験。呼吸を待つこと。緊張を見落とさないこと。恥ずかしさまで大切に扱うこと。そして、目の前の男性が安心して主導権を手放せるまで、急がないこと。
それらが重なったときにだけ生まれる、「無」であり「有」の絶対的な時間です。
よくある質問です!「タントラはしたことないけど100分コースでも受けられますか?」
まどろびのタントラヒーリングを初めて受ける方は、180分コースから承ります。
長いコースをおすすめしたいから、ではありません。
初対面の女性に身体を委ねること。普段は隠している場所へ触れられること。
力を抜こうと思うほど、かえって緊張してしまうこと。
大人の男性の身体が、本当に安心するまでには時間が必要です。100分コースではリンガムも・睾丸も・体全体もしていればあっという間に終わってしまいます。
お話しする時間も、全身をゆるめる時間も、静かに待つ時間も削らずにいたい。
時計を気にして感覚を急がせてしまえば、タントラで大切にしたいものがこぼれてしまいます。
一度まどろびのタントラヒーリングを経験され、私がお身体の反応やペースを理解している方は、次回以降の時間について個別にご相談いただけます。
同じ施術を受けても、感じ方は一人ひとり違います。
熱が背中へ広がったと話す方。深く眠ったように感じる方。身体の反応よりも、頭の静けさに驚く方。帰宅後や翌朝になって、余韻に気づく方もいらっしゃいます。
だから、体験を先に決めつけることはできません。必ず特別な反応が起きる、と約束するものでもありません。
「受けてみないと分からない」とは、説明しないための逃げ道ではなく、あなたの身体に起きることを、誰かの正解で塗りつぶさないという意味です。
施術直後だけでなく、その夜や翌朝に余韻を感じる方もいます。施術後の過ごし方は、リンガムマッサージ後の身体と余韻についての記事もご覧ください。
タントラという言葉が、境界線を曖昧にする理由になることはありません。
触れる範囲は事前に確認し、施術中でも「止めたい」「弱くしてほしい」「今日はここまでにしたい」とお伝えいただけます。言葉にしづらい場合の合図も、最初に決められます。
また、まどろびのタントラヒーリングは、病気の診断や治療、心理療法、トラウマ治療、宗教的な入門儀礼ではありません。
発熱、強い痛み、腫れ、出血、皮膚症状、排尿時の異常、感染症の疑いなどがある場合は、施術より先に医療機関へご相談ください。飲酒後や体調のすぐれない日の施術もお受けできません。
触れる研究の中には、マッサージや休息が主観的なリラックス感や一部の生理指標に影響する可能性を示した小規模な研究があります。ただし、それはタントラヒーリング固有の効果や、いわゆるエネルギーの移動を医学的に証明するものではありません。
だからこそ私は、大きな言葉で約束するのではなく、目の前の呼吸と、お身体の小さな変化を丁寧に見ていきたいと思っています。
反対に、短時間で強い結果だけを求める方、同意した範囲を越える行為を求める方、医療的な改善を保証してほしい方には、まどろびのタントラヒーリングは合わないかもしれません。
ここで大切にしたいのは、誰かに見せるための反応ではなく、あなた自身が身体の内側で感じることです。
身体を開発するという言葉は、どこか強く聞こえるかもしれません。
けれど、まどろびで目指しているのは、外から何かを無理に足すことではありません。
ずっとそこにあったのに、忙しさや緊張の奥へ隠れていた感覚。
触れられることを許したときに戻ってくる温度。
頭を真っ白にして、ただ自分でいられる静けさ。
それを、私の手と、あなたの呼吸で一緒に見つけていく時間です。
少し怖くても大丈夫。
うまく感じられるか心配でも、大丈夫です。
何かを演じる必要はありません。
眠りと余韻のあいだで、あなたの身体が選ぶ深さまで。
初めての方は、180分の静かな扉からお入りください。

今回の動画は、タントラヒーリングそのものを収録したものではありません。ただ、ほのかが呼吸や身体の変化を見ながら、手の角度や速度を変えていく基本の向き合い方はご覧いただけます。
文章では分かりにくい、まどろびの「急がない手」を、約27分の映像で確かめたい方へ。

予約はお気軽にLINEかショートメッセージでお知らせください♩
お願い:施術中の時間や移動中は電話は出れないため、予約はLINEもしくは
SMSショートメッセージからお願いいたします。
ご予約前に気になることがございましたら、公式LINEから「タントラについて聞きたい」と一言だけでも大丈夫です。触れる範囲や当日の流れを確認してから、ご自身のペースでお決めくださいね。
※本記事は、歴史・思想と、まどろびにおける施術方針を紹介するものです。医療上の診断、治療、疾病予防、効果の保証を目的とするものではないです。体調や症状に不安がある場合は、医療機関へご相談くださいね。